観音巡礼について勉強しよう!

笠森寺って知っていますか?

お寺巡りが好きな人は一度は行ってみるべき

日本人が国内で観光することになるとしたら、必ずといっていいほどお寺への観光コースは定番となっています。小中高、この時期における校外学習要綱においても常にお寺という存在は観光コースの中に含まれていると思いませんか?でも小学校や中学校の時期にお寺に言って何が楽しいんだろうかというところが本音なところでしょう。私もこのくらいの時期ではそこまで興味関心を持って訪れていたというわけではありません。そもそも宗教についてとか、そんなことを考える時期でもないですしね。現代になればなるほどそんな難しいことについて勉強する機会にしても昭和初期のような頃と比べたら全くしていないという例もあると思います。そういう場合については家族ごとに宗派としている宗教について教えを説いていくといったことをしているところもあれば、本当に一般的な教養としてお寺などに観光へと連れて行って歴史について勉強させるというあくまで学習視点で連れて行くと思います。子供の意思はさておいて、大人は良かれと思ってしているのでしょうが結局心に残るとしたら観光先として考えるなら旅館などにおける料理などの思い出が中心となっています。悲しいですけど、覚えているとしたらそれくらいが一般的ではないでしょうか。

せっかく連れて行ったのにどうして覚えていないんだと、親としてはお金をたくさんお金を使ったのにといういたたまれないことになったりします。実を言うとこれを書いている筆者の体験なんですけどね(汗)私も親にはそういう意味ではたくさん色んなところに連れて行ってもらったのですが、何故か綺麗さっぱりほとんど覚えていないというなんとも親泣かせなことをしてしまったということをしているわけでありますが、こういった親不孝な礼で考えるとお寺などに連れて行かれても心に残るわけないのです。もちろん中には信心深く教育されている子供もいる中でお寺へ通うにつれて仏教とは一体なんなのかと何かに目覚めるといったことを経験する人もいるかも知れません。でもそんな子供がどれくらいいるのでしょうか、ただでさえ日本は宗教という観点については偏見的な目線で見ることを常としている節もあるせいかお寺に行くことに対して偏見的な目線を持っている人もいるかもしれません。本当はそんなことないんですけどね、一部において少し過激な人達がいるだけで学問的なもので学ぶだけでなら非常に興味深いものなんですけどね。

お寺への観光なったらいかにそこに対しての興味関心を引くかも一つの重要なポイントといえると思います。何事も自分が少しでも気になるような方向性を持った属性が備わっていた方が記憶から記録へと変換されて、より精密に覚えていられます。そういう意味でお勧めする寺院が一ヶ所あります。それは千葉県は長生郡長南町笠森にある『笠森寺』という寺院は色んな意味で非常に魅力的なお寺となっています。お寺が好きな人はもちろんですが、それ以外の人でもこのお寺に訪れれば建物などの佇まいを見て圧倒されることは確実でしょう。ということでこちらの笠森寺について少し話をしていきましょう。

天台宗において言えば非常に由緒あるお寺です
笠森寺ですが、こちらのお寺は天台宗を宗派としているお寺となっていますがなんとこちらのお寺は天台宗の開祖でもある偉大なる仏僧でもある『最澄』が生前、こちらのお寺で楠の霊木に十一面観音菩薩を刻み込んで安置して開基された古刹となっているのです。意外すぎる人の名前が出てきましたね、天台宗の歴代の祖師ではなく開祖がこちらのお寺で仏像を掘り込んだというんですから、長生群からすれば貴重な観光地として推し出しています。当然ですね、歴史的な人物として必ず学ぶことになる偉人が直接的に関わりを持っているお寺ともなれば信者はもちろん、単純に勉強として学ぼうとしている人や海外で仏教などに精通している人達からすれば貴重な観光場所として重宝されています。地元の人としてもこういった観光場所があることは非常に強い集客力を持っている、とは一概に言えないものの簡単に観光する場所としての価値について考えた場合には年単位で一気に廃れるようなところでもありません。突発的な流行りモノだったりするとあっという間に人の記憶から忘れ去られてしまいますからね、そういう意味では歴史的な観点から考えてもそんな心配をする必要もない点では観光地としては今後も将来的によほどのことがない限りはお客さんというものは訪れるでしょう。
特殊な建築様式
こちらの寺院、なんといっても特徴的なのは十一面観音像を祀っている本堂となっています、この本堂こそこの笠森寺における最大の特徴を持っているといっても過言ではありません。その特徴とはこのお寺の建築様式でもある『懸造』という手法です。懸造とは古来の建築様式としては日本古来のものであり、急な斜面などを要するところに建築する際には床の高さをあわせるために床束の長さを調整することで山などの急な斜面でも建物が均衡に保っていられるようにする建築様式となっています。この笠森寺においては四方懸造という建築方法を用いているということもあって、重要文化財として登録もされているという建築家からしても見事な伝統工芸品として呼ぶにふさわしいものとなっています。

懸造といってもイマイチぴんとこない人もいるでしょうが、この懸造を建築様式として用いている寺院というものは日本各地にあります。その中には私達からすれば観光地としては絶対に一度は訪れてみたいところも含まれているのです。笠森寺はまさにそんな有名なところと同じ建築方法で寺院が建てられているのですが、同様の建築を採用している寺院は以下の通りとなっています。

  • 滋賀県 石山寺本堂
  • 奈良県 室生寺金堂
  • 奈良県 東大寺二月堂
  • 京都府 醍醐寺如意輪堂
  • 京都府 清水寺本堂
  • 兵庫県 圓教寺摩尼殿

かの有名な代表的な名台詞が存在することでも有名な清水寺や、その他東大寺においても同様の建築様式で本堂などの特に重要な建物が造られているところを見ればそれだけこの建築様式を採用しているところの価値というものが理解できるでしょう。見れば有名なところばかりとなっていますが、この中においても笠森寺はその懸造を採用している中では最も得意な建築方法を取り入れて建築されているのです。

元々懸造というものは先に本堂を建築した後に作られることを基本としているため、建物の前面にあるのが基本的な構造となっています。しかしこの懸造の中で例外となっているのが笠森寺となっており、始めから岩山の頂上に作るということを構想に入れていたため、懸造としてはそんな建物を支えるため四方に61本もの束柱で支えられている点において、日本において唯一四方懸造を採用している点においては日本で二つとない貴重な文化遺産となっているのです。そうとなれば是非とも見てみたいと思ってもおかしくないでしょう。日本各地の、懸造が存在しているその他のお寺、あの清水寺においても通常の建築様式を採用していることを鑑みれば、まさか関東県内にそんな歴史的な価値からしても非常に希少性の高い建物が建てられているというのは魅力的な要素といえるでしょう。だからこそ子供に勉強のために教えておくと考えている人なら、その魅力というものをできる限り紹介することが必要となります。印象に残そうとすれば難しいことかもしれませんが、重要性を教えることが出来ればある意味でインプリングが成功したと思い込んでいいと思います。

黒い招き猫

その他笠森寺周辺にある自然林が天然記念物として登録されているなど、周辺においても十分楽しめる要素が含まれているというのは嬉しいことでしょう、この辺もきっと連れて行くだけではその稀少性を理解することは出来ないにしても、順を追って現在の日本の状況などを説明していけばきっと理解できると思います。その点については保護者の努力義務的なものが強く作用してくると思いますが、なんといってもこの笠森寺において知る人ぞ知っているという『黒い招き猫』が幸運を招き寄せてくれるという、字のごとくそんな幸運グッズとして紹介されていることでも有名な話だというのです。猫好きな私としては聞き逃せないフレーズとなっていますが、招き猫は招き猫でも黒い体毛の招き猫というなんだか持っていると逆に大小さまざまな不幸を呼びよせてくるようなそんなイメージを持ってしまいます。

でも実際にはそんな事はなく、黒い招き猫という存在は仏教的な教えなどを込みしても非常にご利益のある存在として考えられているのです。白い方が招き猫として価値があるのではないだろうかと思いたくなりますが、この黒い招き猫という存在についてはキチンとした伝説というものが存在しているんです。笠森寺が発祥の地ではないのですが、京都府にある『檀王法林寺』というお寺においてそんな招き猫に関する伝説を持っているのです。

何処から来たのか、黒猫は不吉の象徴として気味悪がられていた時期もありますがその中において一部の神様の考え方によっては黒猫は神様の使いとして召喚されたとも言われています。ここでいう神様というのは『主夜神尊』と呼ばれている存在で、別名『守夜神尊』という夜という闇から守ってくれるということで非常にご利益のある神様として崇められているのです。黒猫はそんな主夜神尊の僕として使わされた幸運を意味していると考えられており、笠森寺を含めたその他の地域において招き猫とは黒い猫が信仰の証としても考えられているのです。

今までは黒猫とは徹底的に不幸の象徴として考えていた人からすれば、目から鱗が出てしまってもおかしくないようなトリビアではないでしょう。地域によっては黒猫といっても招き猫のように幸運を司っていると考えられているとなれば、見かたも変わってきますね。そうした歴史的背景から来ているか詳しい流れはよく分かりませんが、ここ笠森寺においても黒猫の招き猫を持つことで幸運になれるといわれているので、笠森寺に訪れたら黒い招き猫を購入して帰るのが当たり前とも言われるようになりました。

こちらの黒い招き猫ですが、購入して家の何処におけば幸運を招きよせてくれるのかというのも気になるところでしょう。こちらの黒い招き猫の場合、玄関におくとすれば東側に顔を向けるようにおいたら側に猫缶などをお供え物としておいて奥とより幸運を呼び寄せてくれるとも言われているので、笠森寺に行く予定があるなら入手してみたいものですね。こんな良い観光地が関東県内の、しかも千葉県にあるなんて思いもよらなかった人もいると思います。関東県内に住んでいる人なら一度軽い遠出をするつもりで観光しに行くのも悪くないかもしれませんね。